誘拐犯は…神様だったのです!




脱走しようとした、私を…


紫音さんに助けられたのは、これで3回目…


勝手であまり話さないし、何を考えてるかわからないけど


たまに、こうやって私の心を乱すんだから…



「それは、ありがとう…ございます…」


「…」


彼を見ながらそう言うと、表情を変えないまま冷めた顔をわたしに向ける


「あぁ、それと…大事な事を言い忘れていたが…」


「え?」

「子供は産んでもらうから」


「………は?」



感心していた所に来て、出てきた言葉に唖然とすると紫音さんは組んでいた足を組み直す


産んで貰うからって…


「いや、あの…ツヴァイさんから聞いたんですよね?」


「…何をだ?」


「ですから、子供は産まないって話しを…」


「あぁ…それは却下」


「…きゃ」


却下って…


あぁ、また話が元に戻ってしまった…


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