誘拐犯は…神様だったのです!
額に手を当て、無意識にため息をはく
なんかもう、この話をするだけで頭が痛い
またさっきの繰り返しじゃん…諦めて話を終わらせたい所だけど…こ、ここは…紫音さんにも言わないと
却下なんて、こっちが却下なんだから!
「あの、そう言われましても…私は子供なんて絶対に産みません」
「…へぇ」
「へぇ…じゃなくて…諦めて下さい」
それ以外ならきちんと花嫁として過ごすって言ってるんだから…
「お願いします…紫音さん」
「なんでそんなに嫌がる?」
「…え?」
なんでって…
「人間の男より、何もかも優れてる」
「………」
それは…私も思う。かっこよさは勿論…神様ってこともそうだ
正論を言われ、なにを返そう悩んでいると綺麗な紙をクルッと弄りながら言葉を続ける
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