誘拐犯は…神様だったのです!
ざっと、30人くらいだろうか…
名前、特徴、どの界の神様とか…とにかく沢山
うわっ…大変そう…
「…出来そうか?」
私と同じ窓枠に腰をかけ、思った以上に優しい声で私に言う
「そう、ですね…でも…頑張ります」
偽装の為だし、それに記憶力には自信があるから
「あ…でも、それより…夜会ってなにをするんですか?」
「なにを?…特別なことはない」
「そうなんですか?」
「あぁ、今回の夜会は娯楽みたいな物だから、変な気は張らず自然にしてくれればいい」
娯楽か…そう考えれば楽しそうかも
少し楽しみになり、微笑みながら用紙を眺めていると、不意に紫音さんが顔を覗き込んでくる
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