誘拐犯は…神様だったのです!
そんなに、見ないでよ…緊張しちゃうんだから…
「し、紫音さ…んっ…ちかっ」
"近い"そう距離を取ろうとすると、そのままゆっくりと彼の手が伸び
私の前髪をかきあげ、額を優しく触る
「…あ」
ヒヤリとした少し冷たい紫音さんの手にビクッと身体が震え無意識にギュと瞳を閉じる
「…う」
冷たいはずなのに、その行為のせいで私の身体の温度はどんどん上がっていく
なんで、私ってばこんなにドキドキしてるの…こんなドキドキ…まるで紫音さんのこと気になってるみたいじゃん…
そんなわけないんだから!
そう頭で考えると、額のアザを優しく指先で撫でてくる
くっすぐったい、でも少し痛い、なのになぜか気持ちいい感覚
どうしちゃったんだろう、わたし…
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