誘拐犯は…神様だったのです!



「まぁ、しょうがない。じゃあここは俺が教えてやろうじゃないか」


鼻高々にいい放つ彼


いや、別に知りたくはないんだけど…こう言ってるし…一応聞いて置いたほうがいいよね


頭でそう考え、私もトールさん同様に起き上がり脚を包むように座るとトールさんは"まずは、そうだなー…"と顎を数回触る



「人間のお前…じゃなく、凜様にも分かりやすく説明をするとだな…他の界にも言えることだが、紫音様の役目はこの世界や他の神、そして人間界の空を統一し治安を守り他の神が人間に悪さをしないように守るのが役目なんだ」


「あ…はい…」


「親衛隊って、知ってるか?」


「は…はい。詳しくはわかりませんが、見たことがあります」


「そうか、親衛隊ってのは鷹の血をひく奴らを筆頭に人間と空界と人間界の空を見回ってる。怪我をした仲間を保護したり、人間を嫌う神達が奴らに危害を加えるのを抑えたりとな」


「え…?」



平然と当たり前のように言うトールさんに私は疑問が残る



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