誘拐犯は…神様だったのです!
ん?…あれ?
紫音さんが来ている服の右腕から腹部や足元が心なしか何かで汚れている
模様とも取れない汚れ…いや…汚れじゃない…
「………あ」
まさか―…
ドクン―…とイヤな予感が私の脳裏を過り、ゆっくりと紫音さんが歩いた場所を見るとそこにも同じような物がある
薄暗い部屋のせいで黒く見える物
これって―…まさか…
「……っ!」
「…!?」
急いで紫音さんが座るソファーの横に座り、驚く彼を無視して右腕を握り服を捲ると…
「…紫音さん…これ」
「………」
そこには、腕に傷がありゾッとするほどの血が流れていた
これで、全部繋がった…紫音さんこんな怪我をしていたから汗をかいて
どこか、怠そうにしてたんだ…
「……」
唖然と傷を見つめる私に、紫音さんはイラッとした様子で私の手をバチっと音を立てて振り払う
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