誘拐犯は…神様だったのです!




よ、良かった…こんな所にあったんだ


一回ここを通った時は気付かなかったのに…多分、死角になって見えなかったんだたろう


もっと、ちゃんと見ていれば良かった


そう思い紙を取ろうと下に移動し、見上げてみるもの…


「…う……んー」


樹齢何年だ!って言うほど大きな木。


どう考えても、私の身長では届かない…


と、言うより…普通の人間でも身長の高い人でも届かない


「…どうしよう」


せっかく見つけたのに、ここに来て取れないだなんて…


キョロキョロと周りを見渡しても、紙まで届きそうな枝や棒はない


最悪、石を投げようにも石ころ一つない


「もしかして…この木…登るしか、ない…?」


早く取らないと、また風に煽られちゃうし…で、でも…木登りなんてやったことがないから出来ない


だけど…だけど…



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