誘拐犯は…神様だったのです!



「………へ?」


今まで、笑った所は何回か見た。でもそれは馬鹿にするように笑ったり、無表情で意味深に口元をあげるだけだった


でも、今の紫音さんの笑いかたはそんなんじゃない


フワッと優しい笑顔―…

初めてみるその笑顔にドキッと胸がなり言葉を失うとゆっくり私に近付いてくる



「どうした?そんな唖然として」


「…あ…い、え」


しまった、つい、紫音さんがあんなふうに笑うから見とれてしまった


首を左右にふり、ドキドキとなる心臓を落ち着かせると私の隣りにたち紫音さんは木を見上げる




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