誘拐犯は…神様だったのです!




ね、寝てる?も、もう?


「………っ」


な、なにそれ!

言うだけ言って寝るだなんて…前と同じじゃん…


「………う」


しかも、器用に私を抱き締めたまま…木の上で…



本当に紫音さんって、分からない―…


私は、ただの偽装なのにあんな言葉言わないでよ…


しかも、ドキドキする私をほってスヤスヤと…



「……はぁっ」


ドキドキしながら、深いため息をはくとフワッと優しい風がふき、その拍子に紫音さんの髪がなびき私の身体にあたる



「……ん」


髪からも感じるいい香り。そして、サラサラと柔らかい感触


「…ふぁ」


なんか…暖かくて、私まで眠くなってきちゃった…



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