誘拐犯は…神様だったのです!
やっぱり、紫音さんだ…
広くたくましい背中、そして黒紫色の綺麗な長い髪の毛
最近、その姿を見るだけで胸がドキッと高鳴ってしまう
実はあの木の上の事から、紫音さんが屋敷を留守にすることはなくなった
前みたいに遅くなることはあるもの、必ず部屋に戻ってくる
少し前なら、紫音さんと二人きりなんて嫌だったけど、最近は普通と言うか…彼がいると安心できるくなっていた
「でも…紫音さん、あんな顔するんだ…」
彼があのように親衛隊の皆といるのは初めてみた
そして、少し見える紫音さんの顔は私が見たことないくらい真剣な目をしてる
いや、真剣と言うか少しキツく威圧的な瞳
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