誘拐犯は…神様だったのです!
「…あ」
ヒヤリとした少し冷たい手の平
ど、ドキドキしちゃう…あの出来事からさらに意識してる私…
胸の鼓動が早くなり、視線を反らすと少しかがみながら私の顔を覗き込んでくる
「それより、具合はよくなったのか?朝は鼻の調子がよくなかったな」
「え、あ…と…っ」
実は朝起きて鼻をすすってた私を紫音さんは心配してくれた
ツヴァイさんに薬のことを頼んだのも紫音さんだし…
「その、まだ…少し鼻水が出ます…でも大丈夫ですよ」
「そうか?それにしては鼻が赤い」
「う…」
は、恥ずかしい…っ
慌てて鼻を片手で隠すとクスリと笑われる
「隠さなくていい、可愛らしいから」
「…かっ」
可愛らしいって…っ
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