誘拐犯は…神様だったのです!



「それは…確かに私もそう思います」

「は、はい?」


首を立てに振り頷きながら、同意する彼に私はつい口が唖然としてしまう



私もって…まるで、今自分がここにいるのが納得してないような呟きに私がさらに一歩下がると彼は更に口を開く



「本来なら、話しあいでそのネックレスを譲って貰うのが最善だとは分かっています」


「え?」


「ですが、なにゆえ我が主は少々…性格が歪んでまして…私の案は無言で却下になってしまいましたので…」


ま、また意味が分からないことを…


主って誰?と、突っ込みたい気持ちをぐっと抑え私はリビングのドアを開ける



「と、とにかく!早く出て言って下さい!いい加減にしないと警察呼びますよ?!」



私がそう言うと、キョトンとした顔で顎に手を当てながら何か考えこむとニヤリと笑う



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