誘拐犯は…神様だったのです!
「はは!す、すみません…つい、からかいたくなりまして」
「…っ!」
か、からかいたくって…不法侵入にネックレスを奪おうとして、しまいには怖い話だなんて
訳が分からなくて、彼を睨むと不意に笑うのを止めた彼が優しく微笑む
「怖がらせて申し訳ありません、ですが…このままでは話がつかないのでリラックスして貰おうかと」
リラックス?
「そんな怖い話をしてリラックスなんか出来ません!」
てか、どうして不法侵入をした彼にリラックスをしなくちゃいけないの?
そんな疑問をぐっとこらえると、彼は私に近づき礼儀正しく私に手を伸ばしてくる
「それも、そうですね」
「……」
「では、そろそろネックレスをお渡し願いますか?」
「……っ」
「このまま強引に力を利用して奪うのはしたくないんです」
「ですから…これは」
「それでしたら、いくらなら、それを譲ってくれますか?」
「…え?」
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