誘拐犯は…神様だったのです!





「さっさと、残り少ないハヤブサの命など、捨てればいいのでは?」


「……っ」


「いらない物を排除する。それは、人間の十八番なんですから」


「…………」



酷く、冷めたい…その言葉はまるで刃物ように私に突き刺さる



いらないものを排除だなんて…


「フウさん、そんなことっ」

「綺麗事など、私には必要ない!」


「……っ」



フウさんらしくない、大きな声に私の身体がビクッと震える


ふ、フウさん…


今まで、冷たい視線やキツイ言葉は言われたけど


怒鳴られたことはなかった。なのに今…目の前にいるフウさんは、今にも私を殺しそうなくらい恐い顔をしてる





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