誘拐犯は…神様だったのです!
「……………」
その姿を見ていると、胸に詰まったものがだんだんと溢れそうになる
「まぁ…所詮、死に逝くハヤブサを同情や偽善者として見送るがいいでしょう」
「………」
「凜様の自己満足に過ぎない「!!」」
バッチーン――…
フウさんが言葉を言い終わらないうちに、響き渡る、物凄くいい音
「…………っ」
「………っ!」
そして、フウさんの声がしなくなると同時にジーンと私の右手に強い痛みが走った
「………な」
「…っ」
何が起こったかわからない。そう唖然とするフウさんの顔がだんだんと怒りに満ち溢れ私を睨む
「貴様っ「フウさん!!」」
「…っ!」
彼の言葉を遮り、溢れそうな涙をグッと抑え口を開く
「…」
「なんで、そんなこと言うんですか?」
「……」
「確かに、フウさんの言う通りかもしれません!でも、人間はそんな人ばかりじゃないです!」
声を荒げながら言うと、彼はまた冷めた目付きで私を睨む
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