誘拐犯は…神様だったのです!
そんな小鳥達にニコリと笑いかけ、ふらつきながらも湖を進み
なんとかシルビアの木がある陸に上がった
「…はぁっ」
ビチャ、ビチャと重い服を引きずりながらシルビアの木の根元に行きそっとハヤブサを置くと
不思議なことに今にでも完全に閉じそうだった瞳が少し大きくなる
「…あ」
開かれた瞳で私を見つめ、その少しの変化にホッとし木に寄りかかるように座りこむ
「よ…良かった」
フウさんってば、無理だなんて言ってたけど…大丈夫そうじゃん
「ハヤブサさん…頑張って。私が傍にいるから」
身体を数回なで、髪を結んでいた少し大きめの布をハヤブサに温かくなるようにとかける
そうすると、それが嬉しいのか、ピクッと身体が動き瞳がキョロキョロと動く
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