誘拐犯は…神様だったのです!



それで、いてクローバーをさすってことはまさか…


「このクローバーって、体調が悪い時にいいの?」



そう言うと、2匹は物凄い勢いで首を縦に何回も動かす


そうか…それで、これを私にくれるんだ


「あ…でもこれ、どうすればいいの?」


まさか食べろとか、言うの?


食べるのはちょっと、嫌かも…そんなことが頭を過ると小鳥は自らのクチバシをパクパクと動かす


「…な」

や、やっぱり食べるの??


四つ葉のクローバーを食べたことない私にはどうしたらいいか分からない


「え…と」


で、でも、私を心配して持って来てくれたんだし…その思いを無駄にするのは胸が痛む


か、覚悟を決めるべきか…


ゴクンと息を飲むと、小鳥達は私を見つめ"早く食べろ"と言う顔


「わ…わかっ…た」


まぁ、身体に毒ではないよね?小鳥達がくれたんだし…



ダルい身体で必死に考え食べると決めた私は、そのままクローバーを口にしようと近づけると…

















「…お前…ニン、ゲン…」


「……え?」


ガサッと草を踏みしめると同時に、低く…背筋に寒気が走る声が響く





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