誘拐犯は…神様だったのです!
「……っ」
それと同時にクローバーを食べようとした手が止まり、ゾワッと気持ち悪い感覚が私を襲い
ゆっくりと声がしたほうを振り替えると―…
「…………あ」
そこには、身体中…傷だらけで着物はうっすらと赤い色で染まってる男
それに、茶色や黒が混じり欠けた翼を持つ男が5人ほどいた
この神様達…確か…愚罪の子ってトールさんが言っていた人たちだ…
肩を担がれ、やっと立ってる者や息を乱し肩で呼吸をしてるもの
片腕を押さえ、そこからおびただしい血が出てるもの…様々だ
「……」
もしかして、パルシュに傷を癒しに来たのかな?
イヤな予感と言うべきか、ここは危ない…そう感じるものハヤブサもいるから出ていくわけにはいかない
「…」
ダルい身体を起こし、軽く頭を下げると小鳥達はサッと私の背後に隠れる
「ど、どうも…こんにちは」
やっぱり、最初は挨拶だよね…?
怖いけど、軽く頭を下げた私に、彼らは威嚇するように睨みつける
・