誘拐犯は…神様だったのです!




「…あ」


だ、だれ?!また侵入者?


いきなりの登場にさらに唖然としてしまうとの同時に、無意識に目を奪われてしまうほど魅力的な姿に私は口を開けない



雰囲気や存在感、オーラが全て威圧的で彼の周りだけ空気が違う。冷たいような感情のない瞳




それに、この人…あの日すれ違った人に似てる


髪型や雰囲気が違うも、どこか似てる彼を見つめていると


そのエメラルドグリーンの瞳が細められ、ピクリと身動き一つなく"ツヴァイ"と呼ばれた彼を見れば


彼は少し苦笑いをしながら、ため息をもらす


「紫音(しおん)様…いつの間においでになられたのですか?」


「………」


そんな質問に何も答えない彼に、もう一回ため息をはいて彼は私を見つめる



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