誘拐犯は…神様だったのです!
「………」
最近…ずっと紫音さんと夜を過ごして、一緒に寝ていたせいか
こんな時間に、こんな場所で1人でいることが寂しくて仕方がない
紫音さんの部屋にいるときは、ソファーに座っていてもベッドで寝ている時もわずかに残る香りが大好きだった
それなのに、今はこの部屋から香る紫音さんの香りは私の胸を締め付ける
紫音さん………
「……っ」
そう、胸の中で彼の名前を強く呼んだ時―…
キィ――…
部屋にドアの軋む音が響き、ビクリと体を震わせながらドアの先を見ると
「……………あ」
その先には私が待ち望んだ彼がいた―…
「…紫音さん」
彼の姿を見るなり、立ち上がると紫音さんは私の姿を見ると大きく目を開き驚いた表情を見せると
すぐに目を細め腕を組ながらドアに寄りかかる
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