誘拐犯は…神様だったのです!
―――――――……
――――…
その日の夜、ある部屋には一人の男と女性がいた
「そう…紫音ってば…全く」
「……はい」
「せっかく私が背中を押したのに、どうしてこのようなことになっちゃうわけ?」
「…………」
はぁっ、と、深いため息をはき女性はソファーに深く寄りかかる
「でも、困ったわね…上手く話せてると思ったけど、そうなると…ただの話し合いでは修復できないわ」
「はい、私もそう思います」
「そうよね……あ、ところで、肝心の凜さんは今はどこに?」
「まだ風神と一緒にいます」
「そう。んー…困ったわ。わたし、凜さんのこと気に入ってるのに…このままじゃあ…本当に破綻ね」
「はい、そうですね…私も困ります」
そう言うと、女性は意味深に笑い頬を触りながら男をみる
「ねぇ、ツヴァイ?」
「?…はい、なんでしょうか」
「私ね、思ったのよ…そもそもこうなったのは、貴方達が勝手に凜さんを偽装花嫁にしたてたのが原因なんじゃない?」
「う…それを言われてしまうと……って…モノ様!?なぜ、それを!」
サァとツヴァイの顔が青くなり、それをみたモノはクスリと笑う
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