誘拐犯は…神様だったのです!
キツイことばかりいい、人間が私が嫌いだと言っていたのに
どうして、そんなに態度が違うの?
単純な疑問、けれど私からしたら重大な疑問で小さくなっていく声でいうとフウさんは私の目から手を離す
「…理由…」
「…はい」
「そうですね…あえて言うなら…人間である凜様を…少し好きになったまでです」
「………え」
す、好き?フウさんの口から放たれた信じがたい言葉
「あ…えっと」
「勘違いはしないで下さい。人間として…と言う意味です」
「………」
あ、あぁ……それはわかっているけど、でも…
「あの…」
「それ以上は聞かないで下さい」
「………え?」
「その理由を話すのは、私のプライドが許さない」
「…………」
フウさん………そっか…話したくないのか
で、でも、フウさんが私を…人間を好きになってくれて良かった
フウさんの思いは以前に紫音さんに聞いた
それもあるせいか、不思議とそれが嬉しくついニヤニヤとしてしまうと
ムッとフウさんの顔がひきつる
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