誘拐犯は…神様だったのです!





まさか…妊娠してないのがショックなの?

あ、そう言えば…紫音さん私の前に姿を表した時

一人の身体じゃないとか言ってたっけ……


えーと…って、ことは……

「…あの」

「……?」


「もしかして、妊娠してるって思ったから迎えに来たんですか?」


「…………」


それだったら、私のほうがショックなんだけど…


彼をみつめ、そう言うと紫音さんは私の頭を抑え胸に閉じ込める



「………っ」


「そうだな…確かに、それがきっかけだな」


「………」

「だけど、それだけじゃない…本当にキミを傍に置いて置きたいんだ。妊娠のことは…二の次だ」


「…紫音さん」


「あ、無論…子供のことは…時期に…その…母上も、そろそろ痺れを切らしてる頃だから…」


「…あ…はい…」


「あ、あぁ」


「…」

「…………」


「…」


「………」


う、うわ…なんか思いが通じて、こうゆう話ってなんか恥ずかしい


だって、遠い未来じゃないし…私と紫音さんの子供だなんて…


考えるだけで、顔が赤くなり何も言えないでいると紫音さんはクスリと笑う



「なにを赤くしているんだ?」


「だ、だって……」


「そんな顔をされると、私も恥ずかしいだろう」


「……」


チラと見上げると、紫音さんも僅かに赤い


「……っ」

紫音さんも…同じこと考えてたのかな…


「……ふふ」


「なんだ」


「いえ……なんか、胸がいっぱいです」


「……」

「本当に…紫音さんが来てくれて、良かったです」



顔をあげ、紫音さんの頬に手をあて、自ら頬にキスをすると驚いたように私をみる




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