誘拐犯は…神様だったのです!
会わせる?モノ様?だれそれ…
最初に来た時も思ったけど、この二人はわたしを置いて自分達の世界に入ることが多い
だから、その度に意味が分からなくて…
ひたすら黙る私にツヴァイさんは紫音さんに向けていた視線を私にぶつける
「凜様」
「あ…は、はい?」
な、なに?
なんだかイヤな予感がしてつい身構えると、少し言いにくそうに言葉を続ける
「えっと、急で申し訳ないのですが、これから紫音様と一緒にモノ様に会いに行って頂けてますか?」
「え?」
「本来は今夜を予定していたんですが、モノ様の命令ですので」
「……」
い、いや…ちょっと、待って
「あの…」
「はい?」
「その、会うとか会わないとかの前に…モノ様?…って、誰ですか?」
聞いた事がないし…私が会わなくちゃいけない方なの?
首を傾げながら聞くとツヴァイさんは言葉を続ける
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