僕は君を抱きしめることができない
「何言ってんだよ?一生に決まってるだろ?」



「!!?」



一生っ……ともだち?



そんなこと、ありえないよ。



みんな、ボクのこと嫌いだから



「うん……、じゃあまたね。」



そう言ってボクは走り去った。



あのときの言葉を思い出したから



___裏切り者!___



___嘘つき___



___お前のせいであの子はッ!___



あれから私がボクに変わった……




そして、その日はボクの大事な人___



……兄さんがボクの前から消えた日だった



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