wild poker~ワイルドポーカー~
『君は質問ばっかりで僕のペースを崩してくるなぁ。他の人達は怖がって何も言わなかったり、無視したりするのにさ。君だと話がなかなか進まなくて困るよ』
そう言って少年はまた深い溜息を吐くと、やれやれとワザとらしく肩を竦めて見せた。
『ではルールの説明に戻ります!!』
「……お、おいっ!!」
『君の手にしているそのカード。それは君自身の命を意味しています。つまり、それを失えば……君は死んじゃうのです!!』
そう言ってクスリと笑った少年を、ただ茫然と見つめる。
……死ぬ?
突っ込まれない様に心の中でまた少年の言葉を繰り返すと、少年は俺の考えが分かるのか、コクリと頷いて見せた。