幼なじみじゃイヤなんだ。
─────・・・・・


「桜、なくな!」


「・・・ぐすっ・・だ、だって、やまなしひろとくんがね、ノートに・・・ノートに・・・ひどいよぉ・・・ぐすっ・・」


「そうやって桜がなくから、おもしろがってするんだよ。」


「だってノートに大きく“あいざわ うんこ”って書いてあったんだよぉ・・・うんこじゃないもん。桜だもん・・ひっく・・」


「そこはオレがやぶいて、すてといてやったし、しかえしも、しといたから!」


「・・・え?」


「まかせとけ!全部の教科書のうらに、油性ペンで“おもらし ひろと”って書いておいたからな!」


「そ、そんなことしたら、流瑠が先生におこられちゃうよぉ・・・・・・・・・・う・・う・・うぇ────ん!!」


「え!?なくなよ、なくなよ・・・おい!!桜!!」


「うわぁ───────────ん!!!」


「わ、わかった!今日、帰ったらオレのおやつのアイスを桜にあげる。だからなくな!」


「・・・ほ、ほんとに?」


「うん。やる。やくそくする!」


「もうひとつ、おねがいがあるの」


「なに?」


「充電・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・わ


・・・・・・・・・・・・・・・ら



・・・・・・・・・・・ざわ


・・・・・・・・・くら







・・いざわっ!




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