シブヤクーロン
しばらく寝て起きると、熱はすっかり引いていた。
ほんの2、3時間で平熱に戻ってしまった。
半日でこんなに変わるなんて、ヤバそうだな。
「美麗さんごめんなさい。熱下がったちゃった。」
「良かった!なにあやまってんのよ。きっと疲れがたまってたのね。精神的にも体力的にも。」
美麗さんはあたしのおでこを触って確認するのに、唇を使ってきた。
も、もういいから‥
下がってますから、、、
こんなにチゥしてたらそれは確認ぢゃなくて、本物のチゥだから、、、、。
「でもだめよ。もう少し寝てなくちゃ。」
そう言った彼女の唇は、あたしの顔のあちこちに触れる。
えっ、そういうこと?