妄毒シチュー
ソファーに横たわるあたしに、ニセ天使が覆い被さるように顔を寄せる。
窓からさす夕陽に照らされる、彼の白い肌と茶色の髪の毛。
ギシリ、
アンバランスに体重のかかったソファーが軋んで音をたてた。
身体が火照る
喉が乾く
自分の鼓動がガンガンと頭の中で響く
身体中の血管を流れる血液が、どうしようもないくらい熱い。
睫毛が触れそうなほど近づいた彼の綺麗な顔がゆっくりと傾いて
サラリ、と柔らかい髪が流れた。
彼からのキスを受け入れようとあたしも軽く顔を傾けた。