妄毒シチュー
くすぐったがりのコータ。一番の弱点は耳たぶだった。
いつも体の大きなコータの上に馬乗りになり、じゃれあうように暴れながら
コータの腕を押さえつけ耳たぶを甘噛みした。
笑いをこらえた情けない悲鳴から、少しずつ漏れる微かな甘いうめき声。
荒くなったコータの息遣いを感じながら、服を脱がし合い抱きしめ合う。
大好きだった。
幸せだった。
そんな生活が、たった何日か前には当然の事だったのに……