妄毒シチュー

「俺がミナちゃんの願いを叶えてあげるから」


あたしの願い?


「元カレのコータを不幸にしたら、ミナちゃん笑ってくれる?」


そんな事、出来るわけないでしょ?

コータに会ったこともないのに
コータの顔も知らないクセに


「何度言わせるのさ。言ったでしょ?俺にはなんでもお見通しだって」

ゆっくりとあたしの髪をなでながら、ニセ天使は優しく微笑んだ。

「ミナちゃんが望むなら、コータを不幸にしてあげる」
< 88 / 122 >

この作品をシェア

pagetop