妄毒シチュー
「俺がミナちゃんの願いを叶えてあげるから」
あたしの願い?
「元カレのコータを不幸にしたら、ミナちゃん笑ってくれる?」
そんな事、出来るわけないでしょ?
コータに会ったこともないのに
コータの顔も知らないクセに
「何度言わせるのさ。言ったでしょ?俺にはなんでもお見通しだって」
ゆっくりとあたしの髪をなでながら、ニセ天使は優しく微笑んだ。
「ミナちゃんが望むなら、コータを不幸にしてあげる」