猫に恋する物語
*第二幕
・・・・・・・・・・・・。

両者沈黙の末、私は軽やかに家へリターン

この間コンマ一秒。なんと素早い行動力。

作者よ褒め称えやがってくださってよろしいですよ?

はい。話を戻します。


なんだったんだ?今の太った物体は。ねこ?ぶた?とりあえず人形じゃない。
あんな、ぶっサイクな人形作ったって誰が買うものか。


―すると―
*おいっお前っ。ドア空けろっ。いきなり逃げるから追っかけんの大変だっだんだぞ!おいっ!

その言葉を聞いた瞬間、私の背中に冷たい汗がしたたりおちる。

数秒後――。
私の胸の内にドロドロとした黒いものがたまりはじめ――。

気がつくと私はぶたねこ?を握り締め雑巾のごとく絞っていた。
こってりと、しぼっていた。

@ああああんただったのねえええええええええええええええええええ。許さん!!私はこんなブタネコにっ・・・!!いっそ死ねえええええええええええええええ。雑巾にしてやる!!私の家の床を綺麗に掃除でもしてろっ!


私は人間ではないその生き物が人語を話しているという明らかにおかしすぎる点に気づくことなくその雑巾?を家に連れ入る。

そして。
実際に家の掃除をしてやった。


そんでもって逆に汚れた。

この間私の頭の中には学校というwordは存在しない。

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