僕と君たちのありのまま
女子たちよ。君たちが羨望の眼差しを向けているこの二人は、生粋のバカですよ? 見た目良ければエニシングオーケー? それってちょっと違うんじゃないかな?



とそこへ……。


「こーいーしちゃったんだ、たぶん、っきづーいてなーいでしょー」

ご機嫌な鼻唄を口ずさみながら、スキップで教室に入って来たのは純太。その背後からは、いつも通りスラックスのポケットに両手を突っ込んで、ガリ股歩きのやさぐれ一平。



「元気ハツラツなヤツ、いたっ!」

瀬那くんが瞳を輝かせ、純太を背後から羽交い絞めにする。


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