~とある教師と優等生の恋物語~
いろいろと書かれた嘘だらけの内容に時に紛れる真実。


それが巧妙に嘘の内容にリアリティを持たせ、


まだ十代だった俺は次第に何を信じればいいのか、正直分からなくなっていく。


そして――


“妾の子”のおこしたゴシップは家族中も深く傷つけた。


特に、親の七光りと言われていた太郎は――


“才能のない兄”と表現された太郎は――


誰よりも傷ついていった。


荒れていく兄貴を誰も止められなかった。
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