たいむ あうと。
次の日。
木陰の一族は桜の一族の屋敷へ行く準備中。
念の為戦力を持つ者は全員連れて行くことになった。
「起きたか、葵」
「ああ」
玄関で座っている悠の隣に葵も座った。
綺麗に整えた葵の髪が風で揺れた。
「緊張しとるのか?」
「当たり前だろ!!桜の一族と和解できる日が来るなんて、思いもしなかったし」
反対派が多かった木陰の一族だが、雅仁のこともあり丸く収まっていた。
葵も最初は反対していたが、雅仁を信じてこの決意をしたのだ。
「…龍は…」
「…」
龍はあのあと部屋に閉じこもってしまい、誰も顔を見ていなかった。
雅仁の息子である龍の意見は木陰の一族にとって重要なことだ。
「お待たせ~!!」
美加が用意を済ませて出てきた。
葵と悠と一緒に座ると、緊張しているのか、ソワソワしている。
悠が優しく美加の背中を叩いた。
「大丈夫じゃ!!心配することなか。何も起こらん」
「うん…」
美加は泣きそうな目をしている。
この年頃の女の子なら、怖いだろう…。
「龍は、まだ来てないんだね…」
戦いがある際は、まず4人でここに集まっていた。
3人は静かになり、龍を待っていた。
しばらくすると、雅仁が現れた。
「頭!!…もう行くんですか」
全員が立って雅仁を見つめた。
雅仁は真面目な顔をして、首を縦に振った。
「あぁ。部下は後ろに並ばせるから、お前らは俺の後ろを歩け」
「あの…龍は…?」
美加がおそるおそる聞いてみる。
葵と悠も返答を待っている。
木陰の一族は桜の一族の屋敷へ行く準備中。
念の為戦力を持つ者は全員連れて行くことになった。
「起きたか、葵」
「ああ」
玄関で座っている悠の隣に葵も座った。
綺麗に整えた葵の髪が風で揺れた。
「緊張しとるのか?」
「当たり前だろ!!桜の一族と和解できる日が来るなんて、思いもしなかったし」
反対派が多かった木陰の一族だが、雅仁のこともあり丸く収まっていた。
葵も最初は反対していたが、雅仁を信じてこの決意をしたのだ。
「…龍は…」
「…」
龍はあのあと部屋に閉じこもってしまい、誰も顔を見ていなかった。
雅仁の息子である龍の意見は木陰の一族にとって重要なことだ。
「お待たせ~!!」
美加が用意を済ませて出てきた。
葵と悠と一緒に座ると、緊張しているのか、ソワソワしている。
悠が優しく美加の背中を叩いた。
「大丈夫じゃ!!心配することなか。何も起こらん」
「うん…」
美加は泣きそうな目をしている。
この年頃の女の子なら、怖いだろう…。
「龍は、まだ来てないんだね…」
戦いがある際は、まず4人でここに集まっていた。
3人は静かになり、龍を待っていた。
しばらくすると、雅仁が現れた。
「頭!!…もう行くんですか」
全員が立って雅仁を見つめた。
雅仁は真面目な顔をして、首を縦に振った。
「あぁ。部下は後ろに並ばせるから、お前らは俺の後ろを歩け」
「あの…龍は…?」
美加がおそるおそる聞いてみる。
葵と悠も返答を待っている。