たいむ あうと。
「…」
雅仁は黙っている。
すると、後ろから声がした。
「父さん!!」
「龍…!!」
ー龍だった。
ちゃんと剣も持ち、戦闘態勢の状態だった。
雅仁の所で止まると、息を整えて喋りだした。
「母さんのことは…疑いが無くなった訳じゃないけど、昨日の父さんの言葉を信じることにした。今はまだ分からないことでも、時間がたてば分かるって」
ー龍…。
3人は微笑んだ。
そして龍のまわりに集まった。
「おせーぞぉ!!」
「ご飯はちゃんと食べたのか?」
「髪ボサボサ!!とかしてあげるね」
いつも通り仲良く話す4人を見て、雅仁は安心したのか、笑みをこぼした。
「今日なのね…」
玲奈は指輪を見上げながら言った。
横で座り込んでいる光典は、頷いて自分の指輪を見た。
「この指輪は、2つで1つだものね。私、見守ることしかできないけど…何も起こりませんように」
「大丈夫…この屋敷も皆も、俺が全部守ってみせる」
その言葉を聞いて、玲奈は静かに微笑む。
動きづらい体を持ち上げると、光典の手をつかんだ。
「私も行きます」
「何言ってんだ、お前は駄目だ」
「大事な日でしょ。桜の一族として、私も行かなきゃ」
玲奈は呆然とする光典を見て、また笑った。
そのまま光典の言葉も聞かず、外に出てしまった。
光典は護衛役に話しかけた。
「あんなんで…大丈夫かなあ」
「最近調子が宜しいですし、多少の時間なら平気だと思いますよ」
光典は、長年付き合ってきた玲奈のことを心配していた。
呆れたような顔をして、微笑んでいる。
雅仁は黙っている。
すると、後ろから声がした。
「父さん!!」
「龍…!!」
ー龍だった。
ちゃんと剣も持ち、戦闘態勢の状態だった。
雅仁の所で止まると、息を整えて喋りだした。
「母さんのことは…疑いが無くなった訳じゃないけど、昨日の父さんの言葉を信じることにした。今はまだ分からないことでも、時間がたてば分かるって」
ー龍…。
3人は微笑んだ。
そして龍のまわりに集まった。
「おせーぞぉ!!」
「ご飯はちゃんと食べたのか?」
「髪ボサボサ!!とかしてあげるね」
いつも通り仲良く話す4人を見て、雅仁は安心したのか、笑みをこぼした。
「今日なのね…」
玲奈は指輪を見上げながら言った。
横で座り込んでいる光典は、頷いて自分の指輪を見た。
「この指輪は、2つで1つだものね。私、見守ることしかできないけど…何も起こりませんように」
「大丈夫…この屋敷も皆も、俺が全部守ってみせる」
その言葉を聞いて、玲奈は静かに微笑む。
動きづらい体を持ち上げると、光典の手をつかんだ。
「私も行きます」
「何言ってんだ、お前は駄目だ」
「大事な日でしょ。桜の一族として、私も行かなきゃ」
玲奈は呆然とする光典を見て、また笑った。
そのまま光典の言葉も聞かず、外に出てしまった。
光典は護衛役に話しかけた。
「あんなんで…大丈夫かなあ」
「最近調子が宜しいですし、多少の時間なら平気だと思いますよ」
光典は、長年付き合ってきた玲奈のことを心配していた。
呆れたような顔をして、微笑んでいる。