僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?
同じ派遣として、彼女の言葉は重かった。
「そっか、また失職だな」
「あのさ、あたしとかは自宅だからいいけど、畠山君は一人暮らしでしょ。
仕事無くなったら、即、生活に響くじゃない?
最近、オペレーター仲間と話てるんだけど、もうこの職種、危ないよ。
何か別のこと考えた方がいいかも。
どこの派遣会社でも、次から難しいって言われてるみたい」
「えっ、ほんと?」
「ほら、男の人ってさ、更新の時もあんまり聞きにくいこと聞かないじゃない?
あたし達女子はさ、媚びたって泣いたって、欲しいものは手に入れるって貪欲なとこあるから、こういう情報には目ざといって言うか……
だから、畠山君にも知らせておいた方がいいんじゃないかなって。
お節介だとは思ったんだけど、見た目、全然焦ってないように見えたから」