僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?
でも、駄目だった。
どうにも我慢できなかった。
もうこれ以上、彼の顔を見て生活する毎日に耐えられなかった。
だから、別居して、別れた。
幸い、父の残してくれたこの家があったし。
倹しく生活すればなんとかなると思った。
それまで贅沢もせずコツコツ貯めたヘソクリと、僅かだけど慰謝料を貰って、私は何不自由ない重役の妻から、いっきに只の中年女に転がり落ちたのだ。
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