Primo Amore(初恋)
「・・ん・・・」

まぶしい・・・

意識が覚めると、瞼に光が差し込んできて目を開けていなくてもまぶしかった。

ゆっくりと瞼を開けると、目の前には愛しい人がいる。

「・・・ごめん、ゆうべ・・・大丈夫?身体つらくない?」

その声に私はゆっくりと夕べのことを思い出した。

そこに少しだけひりひりしたような痛みを感じ、私はなんだか恥ずかしくなる。

私は小さくうなづくと、その唇に軽くキスをした。

すると膝の辺りに感じる慧くんのそれがピクンと小さく反応した。

「あ」

慧くんは顔を真っ赤にして目をそらす。

「・・・今日はもう少しこうしてたい・・・」

私がその腕の中に身を預けると、慧くんの手が私の太ももを掴んで自分のほうに引き寄せる。
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