さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
「明日も早い。早く寝ろ。」
こんな状況で寝れるとは思えないけれど、ゆっくり目を瞑った。
―――今日は色々なことがあった。
現代を捨ててここに残る決断をして、翼に会いに行ったこととか。
初めて甲子太郎さん、篠原くんに会ったこととか。
…沖田さんの病気のこととか。
でも、この想いは変わらない。
ここに、1963年に残ると決めたこの気持ちも。
沖田さんを想う、この気持ちも。
逃げないわ。
どんな逆行にたたされようと、沖田さん。
私は、貴方のために生きる。
【完】
