さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
山南さんが私はこれで、と言うのを見送って沢山の洗い物の前に立つ。




「よぉーっし。」




きゅっと袖をまくって大きく息を吐く。





「あずみちゃーん!」




「ひゃあっ!」




また変な声出しちゃった!




今日はこんなんばっかだなぁ。





「色々お話聞かせてくんねぇ?」




壁にもたれかかっているイケメンさん。



茶髪に、優しい瞳。




少しタレ目かな?



すっとした鼻に、柔らかそうに弧を描く形のいい唇。



このひと、幹部の中にいた人だ。




「えっと・・・。」


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