BLACK
「君…そこでなにをしている」
男性が急に話しかけてくる
どうしよう…
この人が警察だったらあたし怪しまれる。
だって…服には、血がついているんだもの…
彼の目は、鋭く服についている血に気がついた。
「怪我してるの?」
「触らないで!!」
あたしに触れようとした彼の手を振り払いその場を離れる。
「待って!!」
彼の手は、あたしの右手を掴んだ。
掴まれた腕を離してほしくて…
「離して!離してよ!」
「待って!俺は、君に何かしようって訳じゃないんだ」
あたしは、掴まれた右腕を振り払うため動かす。
すると…右腕の二の腕あたりに隠し持っている銃に当たった。
その瞬間あたしの動きを止める。
そのとき主に言われた言葉を思い出していた。
‘邪魔物は排除しろ。’