幸せの記憶

その場の雰囲気を変えたのは
剛だった。

「お帰りですか?」

「あ、私だけ帰ります。
子供が待ってるもので・・・」

私も出来るだけ
平静に答えた。

その時、
私の携帯に写メールが届いた。

写真は子供と旦那が
美味しそうにラーメンを
食べてる姿だ。

「ほら。」

私は剛に写真をみせた。

無言で
「私は幸せよ。」
と言いたかった。
< 110 / 112 >

この作品をシェア

pagetop