彼女志願!
そして翌日。
朝一番で、いつもの宅急便のお兄さんが「お荷物を届けに参りましたー!」と元気よくやってきた。
オートロックを開けて、シャチハタ片手にドアへと向かう私。
泣きすぎて頭が痛い。
目も開かないけど、宅急便はたぶん資料のための書籍だから、受け取らないわけにはいかない。
フラフラしながらドアを開けた瞬間、宅急便のお兄さんよりも早く、玄関に滑り込んできたのは――
「おはようございます、凛先生」
低くて艶のある声――
「ほ、」
スーツ姿の穂積さんで……。