彼女志願!
と言っても、泣きつかれて、何も口にしてないヘロヘロフラフラの私のぐーぱんちなんて、大した威力もない。
穂積さんは私を静かに見下ろしたまま、微動だにしない。
「関係ない? 聞き捨てなりませんね」
そして後ろ手で鍵を閉める。
意味がわからない。
冷静で、動揺もしないで、ムカつく……
勝手かもしれないけど、ムカつくっ……!!!!
「――お邪魔します」
「勝手に入らないでくださいっ!」
「だからお邪魔しますと言ってます」
わぁわぁ叫んだところで、穂積さんはまったく私の意見を聞くつもりはないらしい。
そのままリビングへと入り、持っていた宅急便の箱を床の上に置いた。