彼女志願!
「――着信履歴はありませんでした」
「消されたんでしょう。穂積さんが一緒にいたひとに」
「――」
「せ、セフレだって……」
口にしたらまた、改めてショックを受けずにはいられない。
だけどこれは避けて通れない。
震える唇をぎゅっとかみしめ、ジッと穂積さんを見上げる。
目があうと、彼はかすかに唇をふるわせて
かすかに傷ついたような表情をした。
いったい私のなにが、彼を傷つけたの?
どうして、申し訳なさそうな顔をするの。