彼女志願!

彼の指が、私の髪をすき、耳のふちや、首の上の表面をくすぐるようにふれていく。



「ん、んっ……」



ぞくぞくと全身に淡い痺れが走る。


思わずシーツを足で蹴ってしまう。


とっさに穂積さんの腕に手をかけたけれど、彼のキスは止まらない。



「ほ、づみさ……」



ど……どうしよ……。


キスしてほしいって言ったのは私だけど

でも、私はこういうんじゃなくて



あの、さっきのファーストキスみたいな、ちゅっていうやつ

あれでよかったんだけど……



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