彼女志願!

――――……




「昨日の雪が嘘のようにいい天気ですね」



窓を開け、さわやかな笑顔で看護師さんと談笑する穂積さんを、お布団の隙間から覗きながら


『あんな優等生の見本みたいな顔をしているけれど、ほんの十五分前まで、すごいエッチなことをしていたんですよ、誰も信じないでしょうけど!』と心の中で叫んでいた。





「――穂積さん……」



看護師さんが部屋から出て行くのを見計らって顔を出すと


「もう退院できるそうです。よかったですね」


私のもとにやってきて、髪を指ですき、頬を撫でる穂積さん。



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