彼女志願!
「はぁ……私のばかばかばかっ……」
帰ったら謝らなきゃ。
ぼそぼそつぶやきながら、足元の雑草をプチプチとむしっていると――
「そんな子供みたいに素手でふれてはだめでしょう。草にまけたらどうするんですか」
たしなめるような声と
私の頭の上に落ちる大きな人影。
「――!!!!!!」
思わず立ち上がって、そのまま飛びついていた。
だって、だって!
私がこの人を間違えるわけないんだから!!!!