彼女志願!

「穂積さんっ……!」



ぎゅうぎゅうとしがみつく腕に力を込める。



穂積さんだ、穂積さんだ!!!




「――静かに」



穂積さんはそうささやいて、そのまま私の背中に腕を回し、ひょいと抱き上げる。


そしてそのまま、引きずられるように、田んぼの近くにある農作業小屋のようなところに押し込まれてしまった。




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